川井です。

大谷翔平が、またまた凄いことをやってのけました！

リーグ優勝を決める注目される試合の中で、投手として６回無失点１０奪三振、バッターとして３本塁打を打ち、世界一を決めるワールドシリーズへ進出となりました。

メジャーリーグの長い歴史の中で、ポストシーズン史上最高の試合とまで言われる試合となり私も大興奮。本当に宇宙人としか思えません！

スポーツの世界では、よく視聴者から「感動をもらいました！」との意見を散見しますが、あくまでスポーツは自分でやるもの。感動は他人からもらうものではないと思ってしまう私でも、今回も感動を与えられてしまいました。
大谷翔平さんの普段からの素朴さや笑顔、野球を愛する姿が特にそうさせている気がします。

私の息子も少年野球をやっています。大谷翔平さんには遥かに及ばないのは当たり前ですが、そんな息子にも、野球の試合の中で１度大きな感動をもらったことがあります。

それは、ある大事な大会の試合でのこと。
チームは劣勢から最終回に追い上げをかけ、逆転のチャンスまで見えました。
ここでアウトになったら試合終了というかなり緊迫した場面で回ってきたバッターは、なんと自分の息子！ここで回ってくるかーーいっていう場面でした。

下の写真はその打席の結果。もの凄いヘッドスライディングでした。

ここまでの経緯や内容は省略しますが、私にとっては忘れられない一瞬となり
とても胸を打たれたものとなりました。
その感動をもらった瞬間、もう勝っても負けてもなんでもいい、本当に勝敗を超える何かをもらって胸がいっぱいになりましました。

その後残念ながら試合には負けてしまいましたが、負けず嫌いな私でも、そんなこと本当にどうでも良くなった試合でした。

冒頭の大谷翔平の試合でも、敗れた相手監督が大谷に対してコメントしてました。
「野球で一番美しい瞬間とはスコアボードではない。誰かを思いながらボールを投げるその一瞬。そうしたことを大谷から思い出すことができた」

敵、味方、勝敗、記録、データ、それらを超越するものがあることを、私も
改めて感じることができました。

少年野球は年末で卒団となり残り２か月。悔いのないように精一杯がんばってもらいたいです。