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2024/10/23

【体験談】癌になっても慌てないために

【体験談】癌になっても慌てないために

日本では毎年約10万人の方が癌と診断されています。

癌と診断されると健康不安と同時にお金の不安も大きくなるため、このコラムでは、お客様が実際に掛かった医療費をご紹介します。

もしもの時に役立てて頂ければ幸いです。

体験談(1) : 大腸がん ステージ1 

2021年 健康診断にて大腸癌の疑いがあり、精密検査を受診。ステージ1と診断され、治療を開始。

▶入院・通院費用 (医療費 3割負担)

2021年 入院前検査 複数日 44,000円
2022年入院 4日間 66,000円
退院後定期通院 複数日 67,900円
2023年定期通院 3か月に1回 37,300円
2024年定期通院 3か月に1回 16,000円
現在も定期通院中

幸いにもステージ1のため手術で癌を切除することができ、入院期間が短く、退院後も間隔を空けて定期的に通院している例です。

CTや内視鏡検査では1回で5,000円~12,000円程掛かっていたそうです。

▶その他の費用

入院準備備品(腸帯等) 7,600円
生命保険会社提出用文書代金 8,800円

▶約2年半年で掛かった費用(現在も通院中)

総計 201,034円 

※注:体験談を元に算出しています。医療機関、治療回数等により個人差があることはご理解ください。

体験談(2) : 乳がん ステージ2

2020年 自己チェックでしこりがあり、病院を受診。ステージ2と診断され、治療を開始。

▶入院・通院費用 (医療費 3割負担)

2020年 初期費用(超音波検診、CT、MRI等)35,000円
2020年~2021年
    手術前検査
    乳房温存手術 + 入院費用 5日間  200,000円
2021年~2024年
    放射線治療、 化学療法(抗がん剤) その他治療
    定期通院・検診  約100万円

▶その他の費用

ウイッグや衣類  60,000円  

▶約3年半で掛かった費用(現在も通院中)

総計 1,290,000円  

※注:体験談を元に算出しています。医療機関、治療回数等により個人差があることはご理解ください

健康保険に加入しているため3割負担の支払いで済んでいることや、高額療養費制度を活用しているため実際の自己負担額は上記の総額よりも少なくなります。
高額療養費制度は、同月内で支払額が一定額を超えた場合に適用されます。
とても頼りになる制度ですので、活用してくださいね。

<参考>コラム:「医療費の悩みを解消!知っておきたい公的支援制度」

いかがでしたでしょうか。皆さんはこの医療費をどの様にお考えですか。

医療費を抑えるためにできること

ご紹介したお二人は主に保険適用の治療を受けていますが、「出来る限りの治療を受けたい」「受けてもらいたい」と願う気持ちから、保険適用外の治療を受ける方も多くいます。

その場合、何十万、何百万と、追加の費用が掛かるのが現実です。
ステージが上がれば上がるほど、その傾向は強くなるのではないでしょうか。
癌のような病は長期治療・観察が必要であり、医療費負担が大きくなるのは必然です。
そのため、本当に受けたい治療があっても、費用面で断念せざるを得なくなることも考えられます。
そこで、民間医療保険が活躍するのです。
公的な医療費負担の軽減制度と併せて活用することで、安心して治療を継続させることが可能になります。

<参考> コラム:「保険のプロ直伝!家計を守る民間医療保険」

家計の中の医療費について考える

今回は癌の医療費についてご紹介しました。癌は癌腫瘍ができた箇所、進行度等で、治療パターン、通院期間等様々です。そのため、癌治療費としていくら準備したら良いのかは、測ることができません。

しかし、もしも家計を支えている家族がり患してしまったら収入が減るリスクがあります。
治療費に加えて家計費をどにようにやり繰りするのかを事前に考えておくことが重要です。

知恵と知識と経験で長年多くのお客様をサポートしてきたコンシェルジュが、ご不安に思うことを伺い、一人一人に合わせた情報をお伝えいたします。

もしもに備えて、お気軽にご相談くださいね。


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