2023/11/07
お子様の将来を育むお金、どのぐらい必要か?
お子様の未来を考えると、心配事が尽きませんよね。
教育方針は?教育費はどうする?ケガや病気をしたら?
このコラムは、そんな親心にしっかり応えます。
子育てに必要なお金の総額から資金計画まで、お子様の明るい未来のためのヒントが満載です。
子育てに必要なお金のリアル
親になるということは、喜びでいっぱいですが、同時に経済的な負担も増えます。
子供が生まれた瞬間から、多くの経費がかかることは明らかです。
新生児のための医療費、ベビーカー、オムツなどの基本的な必需品はもちろんのこと、子供が成長するにつれて発生する習い事や教材費など、多くの費用が必要です。
子育てに必要なお金の平均総額は、出産から22年間で約1,640万円とされています。
その中でも大半を占める『教育費』。
どのくらいかかるかご存じですか?
日本政策金融公庫が行った「令和3年度教育費負担の実態調査結果」を参考に以下の通り、まとめました。
高校は私立と公立を合わせた平均値です。また、6年制の私立医学薬学部を希望している方は、高校卒業の教育費を2,000万円~3,000万円と考えて下さい。
一人暮らしをするなら、生活費として年間100万円と言われています。
大きな金額ですが、「どのタイミングで、どのぐらいの費用が掛かるのか」など、あらかじめ調べて準備を始めるといいですね。
教育費以外にもお子さんのために計画している費用として、お宮参りや七五三等の節句のお祝い(数万円)成人式(着物レンタル代 数十万円)、歯科矯正費用(40万~100万円)、自然体験費用(サマーキャンプ 数万円/ 1回)等があがります。
親の価値観によってお金をかけたいと思うことは異なるので、実際に子どもにかかるお金は人それぞれなのです。
お子様の未来は今から作る
ここまではかかるお金についてお話してきました。
お子様の未来を作る第一歩として、資金計画が欠かせません。
資金計画とは、実現したいことに対するお金の流れを計画することです。
資金の流れを予想して、計画を立て、十分な資金が確保できれば、将来の選択肢も自然と広がります。
特に初めて親になる方々にとって、早期の計画と行動が重要です。
資金準備のステップ
予算を明確にする:
まずは、どれだけの費用が必要なのかをリストアップします。
どのような教育過程を希望しますか?
経験させてあげたいことはありますか?
お子さんに用意したい必要なお金には、どんなものがありますか?
まずは、親としての希望をまとめて将来を描き、予算をまとめましょう。
お子様が生まれる前から想像ができれば一番ですが、もちろんお子さんの成長に合わせて気持ちが変化することもあるでしょう。
その時は、何度でも一度立ち止まって一番良い方法を考えてゆけば良いのです。
積立を開始する:
将来的な大きな出費に備えて、少額からでも積み立てを開始することが重要です。
一般的に積立とは、一定額を貯蓄していくだけでなく、定期的に一定額を貯蓄目的で運用することも指します。積み立てNISAが有名ですね。
特に教育資金については、早めに計画をすることで、後々の負担を減らすことができます。
定期預金や投資、保険商品等あるので、資産状況や目的によって使い分けることをお勧めします。
リスク対策:
不慮の事態が起きても、希望の教育環境を用意できるような対策を検討します。
専門家のアドバイス:
税制のメリットを最大限に活用する、助成金を申請するなど、各専門家のアドバイスが非常に役立ちます。
WEBや書籍での情報収集ももちろん良いですが、専門家と会話をすることで得られる情報が沢山あります。
ファイナンシャルプランナーはご存じですか?
夢や目標を達成するために、ライフスタイルや価値観、経済環境を踏まえながら、家族状況、収入と支出の内容、資産、負債、保険など、あらゆるデータを集めて、分析してゆきます。
長期的かつ総合的な視点でアドバイスや資産設計を行うため、希望を実現する第一歩として是非活用してくださいね。
お子様の夢を叶えるために、当初の資金計画以上にかかることも多いものです。
しかし、しっかりとした予算管理と先の見通しを持つことで、その負担を和らげることは十分可能です。
何より大切なのは、子供たちが安心して学び、未来へ挑戦してゆける環境を作ること。
そのためにも、今からしっかりとした計画を練っていきましょう。
資金準備で迷ったら、ライフプランコンシェルジュに相談
お子様の未来は無限の可能性で満ちています。
ライフプランコンシェルジュは、お子様の可能性を最大限に引き出すために、お客様一人ひとりのライフプランに合わせた資金準備の最適な方法をご提案いたします。
どんな疑問や計画でも、お気軽にご相談ください。