2022/09/23
知っていますか?平均寿命と健康寿命の違い
近年では、「平均寿命」という言葉の他に「健康寿命」という言葉を耳にすることが増えてきました。
では、「平均寿命」と「健康寿命」それぞれの意味や違いはご存じでしょうか?
今回は、「平均寿命」と「健康寿命」の違いをまとめるとともに、長生きに備えるために考えておきたいことについてご紹介します。
平均寿命はどれぐらい?
平均寿命とは「0歳における平均余命」のことで、0歳の乳幼児が生存する平均年数を指します。
例えば、厚生労働省の「令和2年簡易生命表の概況」では、2020(令和2)年の日本人の平均寿命は、男性が81.64歳、そして女性が87.74歳で、前年と比較して男性は0.23年、女性は0.29年上回っており、年々、平均寿命は少しずつ延びて行っていることが分かります。
健康寿命とは?平均寿命の違い
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことを指します。
基本的に平均寿命の方が長くなり、平均寿命と健康寿命の差は“健康的な体で日常生活を送るのが難しい期間”となります。
日本では平均寿命が年々延びていますが、その中でも健康寿命、つまり健康的に日常生活を送ることができる期間が長ければ長いほど良いため、どうやって健康を維持するかということに関心を持つ人も少なくありません。
では、健康に生きられるのは何歳くらいまでかご存じでしょうか?
厚生労働省の「第16回健康日本21(第二次)推進専門委員会資料」によると、男性の健康寿命は72.68歳、女性は75.38歳だったというデータが出ており、平均寿命と同様に年々延びているのが分かります。
平均寿命と共に健康寿命が延びているということは、健康な体でより充実した時間を使うことができるということに繋がります。
豊かな人生を送るためにも、仕事への取り組み方だけでなく、社会とのつながりや趣味、人生でやってみたいことなどについて日頃から考えておくのも良いでしょう。
長生きに備えるためには?
平均寿命が延びると共に考えておきたいのが、平均寿命と健康寿命の差、つまり“健康的な体で日常生活を送るのが難しい期間”に対する備えです。
例えば、厚生労働省の「令和元年度 介護保険事業状況報告(年報)」によると、令和2年度の要介護(要支援)認定者数は約669万人で、前年度と比較して10万人増加しています。
健康寿命が延びているとは言え、セカンドライフを安心して送るためには、貯蓄だけでなく「老後保障」や「介護保障」についても考えておかなければなりません。
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